診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30~12:30 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ▲ | ─ |
14:30~19:00 | ○ | ○ | □ | ─ | ○ | △ | ─ |
□:14:30~18:00、▲:9:00~12:30
△:15:00~17:30(休診日:木曜・日曜・祝日)
当院は立地上ご高齢の患者さまが多く、院長はこれまで多くの入れ歯治療を行ってきました。歯科医師になって以来、実に30年以上(※)にわたって多くの経験を積み、噛みやすく痛みが出にくい、なおかつ外れにくい入れ歯を作る技術を習得しています。
ご高齢の方をはじめ、入れ歯が必要な患者さまを診察し、部分入れ歯・総入れ歯を問わず多くの入れ歯を手がけてきました。保険の入れ歯はもちろん、より審美性・機能性が高く装着の違和感が少ない自費診療の入れ歯まで、その種類は多岐にわたります。
これほど多くの経験を積むと、「お口の状態がこのようになっている場合は、こうした対処で噛みやすい入れ歯ができる」といったセオリーが見えてきます。言わば、「入れ歯治療の勘どころ」がわかってくるのです。
入れ歯治療は、仕上がりの良し悪しに最も「経験」が影響する分野だと言えるでしょう。入れ歯治療を30年以上(※)も経験してきた院長だからこそ、噛みやすい入れ歯をお作りすることが可能です。
※2025年現在
「保険の入れ歯ではしっかり噛めない」との説明を見かけることがあります。
しかし入れ歯治療を得意とする歯科医師の視点で見ると、それは誤った表現だと言えます。保険診療で噛みやすい入れ歯を作れるか作れないかは担当する歯科医師の力量にかかっており、「保険だから噛めない」とは限らないのです。
噛めない入れ歯ができてしまう主な原因は、噛み合わせの位置が正しくないことにあります。痛い・外れるといった症状が現れるのは、入れ歯と歯茎との間にすき間ができているためです。
つまり噛みやすい入れ歯を作製するには、この2点に注意することが大切です。私どもは「痛くない・噛みやすい・外れない」入れ歯を作るため、特に以下の点を重視しています。
質の高い入れ歯を作るためには、精密な型どりが欠かせません。当院では症例に応じて「個人トレー」と呼ばれる型どり用の道具を作製しています。
トレーとは、型どり材を載せる枠です。一人ひとりのお口に合わせてオーダーメイドで作るものを「個人トレー」と呼びます。個人トレーを使うと、既製品のトレーを用いる場合と比べてより精密にお口の型をとることが可能です。
また型どり材には、変形が少ないシリコン製のものを使用。入れ歯ができた後の調整も重要で、微妙なすき間が生じないよう丁寧に仕上げていきます。こうした工夫により、ぴったりとすき間のない入れ歯をお作りしています。
通常、入れ歯は次の過程で作られます。
一人ひとりのお口に合う入れ歯を作るため、私どもは症例に応じて、通常の過程に加え「咬座印象(こうざいんしょう)」と呼ばれる型どりを行います。咬座印象では、まず蝋で作った仮の入れ歯で噛み合わせと見た目をチェック。その後もう一度、型どりを実施します。
咬座印象を行うと、お口の中で食べ物を噛んだ時に歯にかかる圧力や、歯がない状態で歯茎にかかる圧力を確認できます。これらがわかると、入れ歯を装着した時の「舌が収まる位置」「唇の動き」「お口の粘膜の様子」などを予測でき、外れにくく違和感が少ない入れ歯の作製につながるのです。噛みやすい「噛み合わせの位置」をより正確に把握し、それを入れ歯に反映する手段です。
精密な型どりや綿密な噛み合わせの分析をするには、手間も時間もかかります。しかし噛みやすい入れ歯を作るために、この手間は欠かせません。手間を惜しまない治療と、30年(※)にわたる入れ歯治療経験が、保険診療でも噛みやすく・外れにくい入れ歯を作製できる理由なのです。
※2025年現在
今お使いの入れ歯が痛くて噛めない・合わないなど、お困りの方はいらっしゃいませんか?私どもは患者さまのご負担をなるべく減らせるよう、お使いの入れ歯の調整を行っています。
まず初回の診療で十分な時間をとり、患者さまがどんな時に痛みを感じるのか、違和感が生じるのかをしっかりとヒアリング。調整によってそれらの痛みや違和感を解消し、できるだけお口に合った入れ歯にしていきます。
現在の入れ歯でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
噛みやすい入れ歯は保険診療でもお作りできます。しかし残念ながら、噛みやすさに限界があるのも事実です。「噛みやすい入れ歯」と言っても、保険診療と自費診療では噛める度合いが異なります。
保険診療の入れ歯でも、特別に硬いものでなければ噛めますし、食事もとれます。それでも、例えばタコの刺身や漬け物を違和感なく噛むのは難しいでしょう。
その点自費診療の入れ歯は、こうした食べ物も快適に食べられるほど噛みやすく仕上がります。保険と自費とでは、この程度の差が生まれるのです。
自費診療の入れ歯には、保険診療のような細かなルールはありません。治療法も材料も、患者さまのご希望に合うものを選択できます。そのため、入れ歯を薄く作って快適な装着感を実現したり、生まれ持った歯や歯茎に近い見た目の材料を採用したり、さらに部分入れ歯の金具をなくしたりすることも可能です。
保険診療が「最低限の治療」であるのに対し、自費診療は「最良の治療」を目指せる手段だと言えます。
保険診療にするか自費診療にするかは、患者さまのご希望で決めていただけます。当院では双方のメリット・デメリットをしっかりご説明しますので、じっくりご検討ください。
より快適に好きなものを食べたい。見た目の良い入れ歯にしたい。そうしたご希望をお持ちの患者さまのために、私どもは自費診療の入れ歯をご用意しています。
無理に自費診療をおすすめすることは決してありませんので、どうぞご安心いただければと思います。
「歯を抜いてしまうと見た目が悪いのにしばらく入れ歯が入らない」このお悩みを解決するために、歯を抜く前に入れ歯を作っておいて、抜歯と同時に入れ歯を装着する方法があります。見た目を維持したい多くの方がこの手法を選択されています。
金属のクラスプ(留め金)を使用しない部分入れ歯です。
ノンクラスプデンチャー | 100,000~280,000円 |
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治療の期間・回数:1か月
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作製が必要になる可能性があります。
金属床義歯は、入れ歯の土台となる床(しょう:歯茎に接する部分)が金属でできている入れ歯です。薄いため装着時の違和感が少なく、食べ物の温度を感じやすい特徴があります。自然で快適な装着感が得られ、耐久性があるのもメリットです。
金属床義歯 | 220,000円 |
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治療の期間・回数:1か月
リスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
入れ歯の裏側に生体用シリコーンというクッション素材を覆った入れ歯です。噛んだ時の痛みが少なく、外れにくいという特徴があります。
シリコン義歯 | 100,000円 |
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治療の期間・回数:1か月
リスクや副作用:定期的に調整する必要があります。汚れが付きやすいため、1~2年を目安にシリコーン部分を交換する必要があります。最初は入れ歯の厚みに違和感を感じる可能性があります(強度を確保するために必要な厚みです。次第に慣れますのでご安心ください)。まれにシリコーン部分が剥がれる場合があります。あごの骨が痩せると合わなくなり、調整(修理)が必要になる可能性があります。修理に時間がかかります。
金やプラチナを主な材料とした合金を使用した入れ歯です。適合性がよく、噛み心地も良いのが特徴です。しなやかさがあるので、残った歯へのダメージが少ないのもメリットです。
金プラチナ床義歯 | 300,000円 |
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治療の期間・回数:1か月
リスクや副作用:プラチナアレルギーの方は受けられません。破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
土台となる部分にOリングというゴム製の円形リング付きのインプラントを埋め込み、入れ歯を装着・維持させる方法です。維持力が低下した場合は、Oリングを交換することで回復します。
Oリングアタッチメント義歯 | 300,000円 |
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治療の期間・回数:1か月
リスクや副作用:治療時に出血を伴う可能性があります。インプラントを埋めるための外科手術が必要になります。残っている歯やインプラントが入れ歯の下にくるので、歯磨き、定期検診をきちんとしないと虫歯や歯周病のリスクが高まります。
金属のクラスプ(留め金)を使用しない部分入れ歯です。「キー」と「ロック」と呼ばれる金具を表から見えない位置につけて、入れ歯を維持します。
ミラクルデンチャー | 140,000~280,000円 |
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治療の期間・回数:1か月
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。
※金額は税込み表記です。
入れ歯が痛い、噛めない、外れる、安定しない。
まずは原因を調べ改善を試みます。良い入れ歯を作るためには現在の入れ歯のどこに問題点があるのかを調べる必要があります。
お口の中を検査します。
歯の状態、形、虫歯の有無、動揺度、粘膜の状態、あごの形などチェックしなければいけない項目はたくさんあります。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
バネの有無、バネの位置・種類、全体の形態、人工歯の位置など納得できるデザインにしましょう。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯を作るための「型どり」を行います。
嚙み合わせを正確に採得しないと良い入れ歯は作れません。
型どりしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成前に試適をして、お顔にあった入れ歯になっているか、噛み合わせがおかしくないかをチェックし、より良いものを作成します。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
入れ歯を使いこなしてお口の中の一部とするには細部にわたる調整が必要となります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | ─ |
午後 | ● | ● | □ | ● | ● | △ | ─ |
午前:9:30~12:30
午後:14:30~19:00
□:14:30~18:00
▲:9:00~12:30
△:15:00~17:30
休診日:木曜・日曜・祝日