2021年9月 6日
コンポジットレジン修復(CR)【保険での白い詰め物】
コンポジットレジンとはプラスチックにガラス・セラミックを複合した白い修復用素材の事です。※当院のコンポジットレジン修復(CR)治療は、保険適用で行っています。
前歯の虫歯に対しての治療はこれまでも白い詰め物が多く用いられてきましたが、近年技術および材料の進歩が目覚ましく以前とは比較にならない程キレイに治すことが出来るようになりました。
当院では世界的にも著名な先生方が使われている材料を何種類もそろえて、その症例に最も適していると思われるものを用いて治療しています。余計な説明よりも実際の症例をご覧ください。
患者様の年齢・性別:30代女性
治療期間:1日
治療回数:1回
前歯二本の虫歯の治療に合わせて周囲の形態修正などを行うと、随分と感じが変わると思いませんか?
患者様の年齢・性別:40代男性
治療期間:1日
治療回数:1回
歯を削る量を最小限にして、その日のうちにきれいにする事が出来ます。
患者様の年齢・性別:40代男性
治療期間:1日
治療回数:1回
かぶせるのは、これがダメになってからでも遅くはありません。
患者様の年齢・性別:40代男性(写真上2枚)/ 30代女性(写真下2枚)
治療期間:1日
治療回数:1回
以前は奥歯の小さな虫歯には銀の詰め物を用いるのが一般的でしたが、材料の強度の向上に伴い、奥歯でもコンポジットレジンを応用することが一般的になりました。
まず簡単に治せるところから白くしてはいかがですか?
コンポジットレジン修復の利点
◎歯に近い、自然な色。
◎金属を使用しないメタルフリー治療なので、金属アレルギーの心配がありません。
◎歯を削る量が少ない。
◎コンポジットレジンの治療は基本的に1日で完結します。
コンポジットレジン修復の欠点
◎金属やセラミックより強度が弱く、欠けたり割れたりすることがある。
◎時間とともに、変色や摩耗が起こる。
◎すべての歯の症例に適応できる治療法ではありません。
注意:簡単に白くできるからと言って奥歯をなんでもかんでも詰め物で白くしてはいけません。いくら最高強度を持つといっても所詮プラスチックです。金属やセラミックの強度にはかないませんから、適材適所で歯を長くもたせることを大切にしたいものです。